どうも!ぎたぺん(Twitter)です!
今回は、久しぶりに機材調査の記事を書こうと思います。
と言いますのも、ちょっと先日面白そうな機材を見つけまして、個人的に気になってるんですよ。
SNSや動画サイトでも反響が結構大きくて、世の中のギター小僧たちも気になってるみたい。
そいつの名は、BOSS の Waza-Air です!
では早速まとめていきましょう!
目次
1. Waza-Airとは
世界的エフェクターメーカーのBOSSが先週発表した新製品で、単刀直入に言うとヘッドホンです。
ただし、もちろん普通のヘッドホンではありません。
公式曰く、“Wireless Personal Guitar Amplification System” らしいです。
ワイヤレスで個人的なギターアンプシステム、うん、よくわからん。
要するに、ヘッドホン型ギターアンプってことなのかな?
とにかく、今までにない新しい製品ジャンルですね。
それにしてもこのヘッドホン、どうして話題沸騰中なのか。
気になる特徴を見ていきましょう。
2. 特徴
まず、一つ目の特徴として、製品のサブネーム?にもある通り、ギターとワイヤレス接続ができるという点です。
本製品に付属しているトランスミッターをギターに取り付ければ、すぐさまワイヤレス接続が可能。
ケーブルの絡みとは無縁のストレスフリーな演奏環境を実現できます。
ワイヤレスというとレイテンシーが気になるところですが、恐らく同社のワイヤレスシステムを流用していると思うので、2.3msでしょう。
2.3msというと、ギターアンプからの出音を約80cm離れた距離で聞いているのと同じで、ほとんど遅れを感じない程度なので全く問題ないですね。
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2つ目の特徴は、Waza-Airのメイン機能とも言える、立体音響技術です。
これが、ヘッドホンなのにギターアンプと謳われている理由です。
立体音響テクノロジーとジャイロ・センサーにより、ヘッドホン型のギター・アンプでありながら実際にアンプ・キャビネットを鳴らしている様な自然な音場を再現
らしいです。
立体音響によりそこでアンプがなっているいるような奥行きのある音場を再現するだけでなく、首を横に振るとジャイロセンサーが機能して音の聞こえ方が変わるという徹底ぶり。
す、すげえ・・・
さらにさらに、3種類の演奏環境から好みのものを選んでプレイすることができます。
- SURROUND MODE
- スタジオでアンプから音を聞いているような部屋鳴りを再現
- STATIC MODE
- 目の前のアンプの音が、プレイヤーの頭の動きに合わせて立体的かつリアルな定位で鳴り響く
- STAGE MODE
- ステージ上で演奏しているように、プレイヤーの背後から音が聞こえてくる
う~ん、やべえ。
それぞれのモードではどんな風に聞こえるんでしょうね。
実際にどれほどリアルなのか気になるところです。
とにかく一度試してみたい!
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3つ目の特徴は、多数のエフェクトやアンプシミュレータが内蔵されていることです。
WAZA-AIRはステージ・アンプのKATANA Ampから継承したサウンドとコントロールを備えており、自由にサウンドをカスタマイズできるだけでなく、専用アプリBOSS TONE STUDIOに多数のプリセットが用意されています。
クリーンからハイゲインまでをカバーできる多数の歪みに加え、モジュレーション系に空間系まで幅広いエフェクトを搭載しています。
ギターを直でワイヤレス接続するというシステム上、ギターとヘッドホンの間にエフェクトを繋ぐことができないので、たくさんのエフェクトが内蔵されているのは嬉しいですね。
要するに、これ一台でどんな音色でも作れちゃうということです。
なお、Waza-Air はスマホアプリと連携することができ、これらのエフェクトを自在にコントロールできます。
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最後、4つ目の特徴は、Bluetooth オーディオを再生できるという点です。
この機能は需要ありそうですよね。
スマホから好きな音楽を再生できるので、リアルな音場で曲に合わせてギターの練習ができるという痒いところに手が届く機能です。
自分の憧れのバンドの曲を流して、STAGE MODE でプレイすれば、まさにそのバンドの一員としてライブ演奏しているような感覚に浸れます。
これ、すごくいいなあ。
BOSSさん、ナイスアイデアです。
以上が、Waza-Air の特徴です。(細かい機能の紹介は省略します)
次項では、どんな人にオススメできるかをまとめてみます。
3. こんな人にオススメ
- 自宅にアンプを鳴らせる(音を出せる)環境がない人
- エフェクターを繋がなくても良い音で練習したい人
- ワイヤレス環境でストレスなくギター弾きたい人
- 機材をあれこれ繋がずに手軽に自宅練習したい人
- ライブやスタジオ練習に近い音場で練習したい人
- 憧れのバンドと同じステージに立ってギターを弾いてみたい人
Waza-Air は自宅で使うことを想定しています。
そのため、主な用途として練習(やストレス解消)がメインとなります。
家で音を出せる環境のない人にとってはまさに打って付けのアイテムです。
また、仕方なく自宅アンプの PHONES OUT からヘッドホンを通して弾いていたような人も、今までののっぺり音場から脱却できるチャンスです!
ライブで使う機材環境とは異なるため、実際にライブで使うための音づくりはできませんが、練習用と割り切って弾くにはぴったりだと思います。
あと、何よりリアルな音場が再現できるので、まるでスタジオやライブ会場にいるみたいに気持ちよくギターを弾けます。
モチベーションも上がりますので、練習にも熱が入りますね!
4. まとめ
今回は、BOSS の新製品 ヘッドホン型パワーアンプ Waza-Air について調査しました。
ワイヤレス接続 / 立体音響とジャイロセンサーによるリアルな音場 / 多数のエフェクト内蔵 と、機能てんこ盛り。
これ、ハマる人にはめちゃくちゃハマるだろうな~。
僕は自宅にデカデカとしたDTM環境が鎮座しているので、要るか要らないかで言うと正直要りません。
でも、必要性は置いておいて、とにかく「面白そう!」「使ってみたい!」というのが本音です。
必要ない人にさえ使ってみたいと思わせる製品はなかなかないですよね。
あ、ちなみに価格は税抜き4万円となっています。
“革新的な音場再現技術”と“伝統的なBOSSサウンド”が織り成す新たな演奏体験を是非体験してみてください!
(広告みたいな言い回しになっちゃった)
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