こんにちは、ぎたぺんです。
遂に…遂に…夢の自宅スタジオが完成しました!!!
こないだの記事(と言っても1年以上前)で家を建てることを報告しましたが、ついに完成し快適なマイホーム生活を送っております。
家を建てた理由はいくつかありますが、その中でも特に大きな理由が「スタジオを作ること」でした。
10年以上音楽を趣味にしてきて、僕の生活を形成する要素のひとつになっています。
恐らく死ぬまで続けるだろうということと、時間帯を気にせずある程度大きな音を出せる環境がほしかったため、思い切って自宅スタジオを作ることにしました。
とはいっても、音楽スタジオのようなガチガチの防音施工はとんでもない費用がかかるため、ちょっとだけ頑張った程度です。
具体的な防音対策は以下3つです。
1. 内壁に断熱材を使用
通常、隣接する部屋の壁と壁の間は何も詰まっておらず隙間が空いています。
その隙間に、外壁に使用している断熱材を入れています。
断熱材で防音できるの?って話ですが、僕の家の断熱材はセルロースファイバーという少し特殊なものを使用していて、一般的なものよりも防音性能が高いです。
断熱材の防音性能を比較する動画があったので参考に貼っておきます。
2.防音扉を使用
簡易的ではありますが、枠パッキン+グレモンハンドルで密閉性を確保しています。
また、扉自体も通常の居室用のものと異なり重量があるため遮音性があります。
3.ロスナイ換気扇を使用
ロスナイ換気は室内の冷暖房エネルギーを外に排出せずに換気をおこなう換気方法です。(ロスがないからロスナイ)
その特殊な構造のため通常の換気扇よりも防音性能が高いです。
建築基準法で居室には換気が義務付けられています。
しかし、防音扉により扉を閉めた時に空気の通り道がなくなってしまうため、機械により強制的に換気する必要があります。(第一種換気)
ロスナイ換気扇は、一台で吸気と排気を同時に行うことができます。
以上で確か総額50-60万円くらいだったと思います。
上記3つは建築会社の方で施工してもらい、吸音材は自分で貼りました。
#吸音材に関しては防音目的というよりは反響を抑えるデッドニング目的です。
画角には写っていませんが、部屋の4面全てに吸音材を貼り付けたためかなり大変でしたw(その話はまたどこかで)
で、肝心の防音性能に関してですが、リスニング位置において85-90dB*くらいになるレベルで卓上のモニタースピーカーから再生する分には特段問題ありません。
(* SMPTE(米国映画テレビ技術者協会)によると、リスニング位置におけるスピーカー1本あたりの音圧レベルが、音楽ソースで 83dB 程度になるのがいいらしいです)
スタジオの隣がキッチンダイニングなのですが、”なんかドカドカやってんな~”くらいに防音できます。
全く気にならないかというとそうではありませんが、料理したりテレビ見たりしてれば気になってあまり気にならない、って感じです。
ただし、さすがに生ドラムや100Wアンプを気兼ねなく鳴らすことはできません。
防振をすれば多少マシにはなりそうですが…(そのうちやる予定)
ちなみに家の外への音漏れは全く問題になりません。
断熱材+外壁がありより壁が厚いのと、隣家の住人は当たり前ですが家の中にいるので、さすがにそこにまで影響することはないです。
実際に上述の音量で外に聞きに行きましたが、スタジオの真裏にいてもほとんど気になりませんでした。
はい、というわけで今回は自宅スタジオの紹介でした!
さすがにスタジオあるんだから、曲作らないわけにはいかないよね?動画とらないわけにはいかないよね?(自分へのプレッシャー)
それでは、また次回の記事で!