どうも!ぎたぺん(twitter)です!
新型コロナウイルスの影響で自宅での時間が増える中、家での生活をより快適にするために Google Home Mini と Chromecast を購入しました!
今回は、この Google Home と Chromecast の組み合わせで何ができるのか、すなわち「Google Home のボイスコマンドで Chromecast をどこまで操作できるのか」を徹底調査していきたいと思います!
※Google Home と Google Home Mini は、サイズや内蔵スピーカーの質が異なるだけで、ボイスコマンド機能の性能に関しては全く同じです。
※2019年11月に Home Mini の後継機(上位版)にあたる Nest Mini が発売されました。
壁掛け穴がついていたりスピーカーの質が良くなっているみたいです。(Home Mini よりちょっと高いです)
こちらの記事に両者の違いが書かれているので参考にしてみてください。
それでは早速、調査開始!
大事なことなのでもう一度言いますが、本記事では “Google Home のボイスコマンドで Chromecast をどこまで操作できるのか” を中心に書いていきます。
つまり、Google Home 自体の使い方だったり設定方法には一切触れません。
それに関しては他のサイトにたくさん書かれていますので、そちらを参照してください。
この記事は、「Google Home と Chromecast を組み合わせて何ができるか調べたけど上辺の情報しかなくて購入判断できないよ~」という僕と同じ境遇の方のために書いています。
その点をご了承いただければと思います。
こんな人に読んでほしい
- すでに Chromecast は持っていて、追加で Google Home の購入を検討している
- Google Home と Chromecast の購入を検討している
- Google Home と Chromecast の組み合わせで何ができるのか知りたい
- Google Home のボイスコマンドだけでどれだけ操作できるのか知りたい
思いつく限りの操作方法を列挙し、ボイスコマンドによる操作ができたかどうかの結果を表にまとめました。
表は3つあり、それぞれ「基本操作編」「YouTube編」「Netflix編」です。
※Google Home は YouTube、Netflix 以外にもいくつかの動画サービス(※後述)に対応していますが、僕は上記2サービスしか登録していないため他サービスの調査はできません、ご了承ください。
操作 | 結果 | ボイスコマンド例 | 備考 |
一時停止 / 再開 | 〇 | 一時指定して / 再開して | – |
音量の上げ下げ | 〇 | 音量上げて / 下げて | – |
音量の上げ下げ(変化量指定) | × | – | レベル指定と認識されてしまう |
音量の上げ下げ(レベル指定) | 〇 | 音量を5にして | – |
動画の早送り(再生速度の変更) |
× | – | – |
動画の早送り(スキップ) |
〇 | n分スキップして | 1秒単位で指定可能 |
動画の早戻し(再生速度の変更) |
× | – | – |
動画の早戻し(スキップ) |
〇 | n分戻して | 1秒単位で指定可能 |
動画再生アプリの指定 |
〇 | Netflix で xxx の動画を再生して | 使用できる動画サービスに制限あり(後述) |
<補足>
一般的な映像機器でできるような操作は一通りできます。
個人的には1秒単位でスキップできるのがポイント。
ちょっと見逃したとかもう一回見直したい時に、10秒や20秒といったごく短い範囲でも再生位置を変えられるのが嬉しいです。
ただし、一点注意。
ボイスコマンドによって起動できる動画サービスには制限があります。
2020年9月現在、使用できるサービスは以下の通りです。
- Netflix
- YouTube
- Hulu
- U-NEXT
- TELASA
※上記以外のサービスにおいては、ボイスコマンドによる起動や検索、動画の再生こそできませんが、スマホから Chromecast に繋いでしまえば、前述の基本操作は可能です。
以上、一部機能に制限はありますが、基本操作に関しては特にマイナスポイントは見受けられませんでした。
操作 | 結果 | ボイスコマンド例 | 備考 |
おすすめ動画の再生 | 〇 | YouTube でおすすめの動画を再生して | 恐らく、自身のよく見るチャンネルや関連動画が選択されます |
チャンネル名の指定 | △ | YouTube で [チャンネル名] の動画を再生して | チャンネルの知名度によっては再生されない(詳しくは後述) |
動画タイトルの指定 | × | – | ボイスコマンドではキーワードでしか検索されないため特定の動画の指定はできない |
動画のスキップ | 〇 | 動画をスキップして | |
再生速度の変更 | × | – | |
字幕の表示 | 〇 | 日本語の字幕を出して | 言語の指定も可能 |
<補足>
まず、任意の1本を見たいという用途には不向きです。
ボイスコマンドによる検索は、サジェストに出てくるキーワードにしか対応していません。
そのため、単語ではなく文章(=動画タイトル)だとか、サジェストに出てこないキーワード(=無名なチャンネル名など)による検索ではできません。
実際、僕のチャンネルを検索してみましたが、何度「ぎたぺん」と言っても別の言葉として認識されてしまいました。
(滑舌の問題ではないです・・・笑)
それに加え、「急上昇一位の動画」だとか「おすすめの動画」のように、カテゴリの指定を含む動画の検索はできません。
その理由は、「急上昇一位」の部分が検索キーワードとして認識されてしまうからです。
検索欄に「急上昇一位」と打つのと同じことになり、急上昇というカテゴリのランキング一位の動画が再生されることはありません。
まとめると、特定の動画の検索には不向きですが、好きなチャンネルの動画を適当に再生したいという場合や、動画を特定しないジャンル検索(例:〇〇 やり方)には十分使えます。
操作 | 結果 | ボイスコマンド例 | 備考 |
作品の指定 | △ | Netflix で [作品名] を再生して | アニメ版/実写版など同一タイトルで複数作品ある場合は、どちらを再生するか指定できない |
話/エピソードの指定 | × | – | 前回の続きから再生される |
話/エピソードのスキップ | 〇 | 次のエピソードを再生して | 戻すことも可能 |
イントロをスキップ | × | – | |
字幕の表示 | 〇 | 日本語の字幕を出して | 言語の指定も可能 |
<補足>
Netflixに関しては、普通に作品を見る場合には問題なく使用できます。
一度中断しても続きから再生できるのは便利ですね。
ただし、特定の話/エピソードを指定することはできません。
また、同一名でアニメ版/実写版など複数種類ある作品についても、どれを再生するかの指定はできないので要注意です。
イントロのスキップ機能に関しては直接的なコマンドは存在しないものの、基本操作編で前述のように秒単位でスキップできますので、イントロの時間分スキップすることで代用できます。
今回は、「Google Home のボイスコマンドでどれだけ Chromecast を操作できるか」というところに焦点を絞り、基本操作編 / YouTube編 / Netflix編 に分けて調査してみました。
意外といろんな操作ができるということをおわかりいただけたかと思います。
細かく操作したいとなるとちょっと不便を感じる場合があるかもしれませんが、どの動画サービスにおいても基本的な操作には十分対応していますので、問題なく楽しめるでしょう。
Google Home について、動画を閲覧するという点で端的に評価すると、“必ずしも必要ではないけどあったら便利” なアイテムかなと思います。
もちろん、音楽の再生、天気やスケジュールの確認、スマート家電の操作、ブロードキャストによるメッセージ送信など、動画を閲覧すること以外にもたくさんの機能が使えるので、一台持っておいて損はないと思います。
Chromecast については、個人的には必須級です。
動画サービスをよく使う方は絶対買ったほうがいい。
我が家では、テレビの台数=Chromecastの台数です。
以上、「Google Home x Chromecast ボイスコマンドでできることまとめ」でした!
本記事で調査した項目以外で、「こんなことが知りたい!」「この操作もやって欲しい!」などご意見ある方は気軽にコメントしてくださいね。
できる限りお応えします!
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本記事の趣旨とはズレますが、僕が Google Home を買って一番驚いたことを紹介しておきます。
購入前までは、あくまで空間内のデバイスの操作を声に置き換えてくれるものだと思ってました。
具体に言うと、スマホと Chromecast が接続されている状態で、Google Home に声をかけることで Google Home からスマホを操作し、Chromecast に情報が伝わる、という流れだと思っていました。
しかし、実際には、Google Home 自身が Chromecast に情報を送っています。
そのため、一度 Google Home と各種動画サービスを連携してしまえば、スマホがなくてもボイスコマンドにより動画を閲覧できます。
(すっごく極端に言うと、動画閲覧用のスマホ)
実は、我が家の Google Home に連携している Netflix のアカウントは妻のものなんですが、妻が外出中で彼女のスマホが家に存在しない時でも、僕は Google Home に一声かけるだけで Netflix を楽しめてしまうというわけです。
個人的にこれが一番びっくりしましたし、便利だな~と思いました。
あと、みなさんご存知の通り「OK, Google」という掛け声でボイスコマンド待機状態に入りますが、この時にChromecast を接続していると、コマンドを聞き取りやすいように動画の音量を自動的に小さくする仕組みになっています。
これ自体は別に何の問題もないのですが、「OK, Google」と言っていないのにボイスコマンド待機状態に入ることがちょくちょくあります。
環境音を間違えて認識しているのでしょうが、意図しない時に急にテレビの音が小さくなるので、初めてこの現象に装具したときは、何事?!と困惑しました。
これは今後のアップデートに期待ですね。
以上、おまけ話でした。