【DTM初心者必見!】プラグインエフェクトって? お金をかけずに本格的な音作り!

【DTM初心者必見!】プラグインエフェクトって? お金をかけずに本格的な音作り!
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どうも!ぎたぺん(Twitter)です!

 

今回は、プラグインエフェクトの導入方法や使い方について解説したいと思います。

 

 

1. プラグインエフェクトとは?


プラグインエフェクト、一度は耳にしたことのある人も多いかと思います。

いわゆるエフェクターの一種ですね。

コンパクトエフェクター、マルチエフェクター、ラックエフェクターなど、エフェクターにはいくつかの種類があり、その中の一つです。

ただし、プラグインエフェクターは他のものとは大きく異なる点があります。

 

それは、ソフトウェア上で動作すること、つまり、ハードウェアを必要としないことです。

もっと分かりやすく言うと、PCやスマホなど、コンピュータさえあれば使えてしまうエフェクターなのです。

少し語弊はありますが、お金を出さなくても使えるエフェクターという言い方もできます。

 

実際には、DAW上で入力にかましたり、録音したトラックにかけたりして使います。

基本的に、有料/無料を問わずDAWには数種類のプラグインエフェクトが搭載されています。

無料版のDAWにはお試し程度のレベルのものが搭載されていて、有料版には質の良いものが搭載されているのが普通です。

 

これだけ読むと、

「え~ガッツリ使おうと思ったら有料のDAW買わないといけないのかよ~」

と思った方もいらっしゃるでしょう。

ええ、確かにそうです。

 

ですが、ご安心を。

DAWは、標準で搭載されている正規のエフェクター以外であっても使うことが出来るのです。

VSTやらAAXやらいくつかのフォーマットがあり、ご使用のDAWに対応しているフォーマットであれば標準でなくても使うことができます。

 

標準搭載のエフェクトだけだと、

「あのエフェクト無いのか」「この歪みの音好きじゃないな~」

など思うところは多々ありますが、別途自分の好きなエフェクトを導入すれば、これらの不満を解消できますね!

 

世の中には無料で質のいいプラグインエフェクターがたくさんあります。(いい時代ですね~)

それらを使わないのはもったいない・・・!

Let,s プラグイン!ロッ●マンEXEトランスミッション!

 

2. 導入方法


それでは早速、標準搭載ではないプラグインエフェクトをDAWに導入してみましょう。

 

プラグインエフェクトを提供しているメーカー(もしくは個人)はかなりありますが、今回はその中でも音が良いと評判のTDRさんのエフェクトを使用したいと思います。

手順①:TDRのホームページ にアクセスします。

 

手順②:「AUDIO PLUGINS」をクリックします。

 

手順③:すると、いろんな商品(プラグインエフェクト)が出てきますので、FREEである”TDR NOVA”の「Free Download」をクリックします。

ちなみに、”TDR NOVA”はEQです。

 

手順④:商品の詳細ページに進みますので、Windows OSをお使いの方は「Windows installer」を、Mac OSをお使いの方はMac Packageをクリックします。

管理人はWindowsユーザーなので、本解説ではWindowsで進めます。

 

手順⑤:注意文が出てきます。「Accept and download」をクリックすればOKです。

クリックするとzipファイルのダウンロードが始まります。

また、ダウンロードすると「最新のアップデート情報などを知りたかったら購読してね!」というメッセージと共にE-mailを入力するフォームが表示されますが、これは無視してOKです。

“X”で閉じましょう。

 

手順⑥:それでは、ダウンロードしたzipファイルを解凍しましょう。

解凍したフォルダを開くとインストーラがあるのでセットアップしていきましょう。

 

インストール先を指定します。

特に指定したいフォルダがなければデフォルトのままでOKです。

 

次に、どのフォーマットをインストールするか決めます。

「VST2」と書いてあるのが、”Cubase”や”Studio One”など多くのDAWに対応しているフォーマットです。多分一番有名なフォーマット。

「AAX」と書いてあるのが、”Pro Tools”に対応しているフォーマットです。

ちなみに、もう一つ有名なフォーマットで「AudioUnits」というものがありますが、これはMac向けのものです。主なDAWは”Logic”ですね。

このプラグインは「AudioUnits」を選べないので、Logicを使っている人は要注意!

「なんかよくわかんねえぜ!」という方は”Full installation”を選択すればOK。

 

それぞれのフォーマットのインストール先を選択します。

特に指定がなければデフォルトでOK。

 

最後に、プラグインのバージョン情報やアンインストール用のファイルなど、ソフトウェアに関するものをインストールします。

これらは、アンインストールするときくらいしか使いません。

こちらも指定がなければデフォルトでOKです。

 

インストールが完了しました。

“Finish”をクリックして終了しましょう。

お疲れ様でした!

以上で導入は終わりです。

それでは早速使っていきましょう!

 

3. 使い方


まずは、お使いのDAWを起動してください。

僕はCubaseを使っているのでその画面での説明になりますが、プラグインの追加に関しては基本的にどのDAWでも同じだと思います。

 

起動したら、画面上部メニューバーの”デバイス”から”プラグイン情報”を開きます。

 

そうしたら、”VST 2x プラグインのパス”をクリックします。

パスとは、対象フォルダまでの通り道という意味合いです。

使いたいプラグインのファイルが存在しているフォルダを、DAWに教えてあげます。

 

先ほど、導入方法の手順⑥でインストールした先のフォルダを指定します。

追加したら”OK”を押し、更新をクリック、そしてプラグイン情報ウィンドウを閉じましょう。

 

トラックを追加します。

“Inserts”からプラグインエフェクト一覧をみると、、、あった!!

「追加されてないよ?」という方は、パスを追加したフォルダが本当に正しいか確認、もしくはDAWを再起動してみてください。

 

開くとこんな感じ。

あとは煮るなり焼くなり好きにしちゃってください!

 

無事、非標準搭載のプラグインエフェクトを使えるようになりました!

プラグインは本当にかなりの数がありますし、何なら自分で開発もできますので、自分好みのエフェクトを見つけてDTMライフをより豊かにしましょう~。

(((・ω・)))

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