どうも!ぎたぺん(Twitter)です!
こないだ母からこんな連絡がありました。
このメッセージの前には、僕の地元の新聞社のオンライン記事が貼られているんですが、何の話かというと、地元のとある音楽関係の複合施設が閉館するっていう内容です。(閉館の理由は再開発によるものらしいです)
その施設は、中規模のコンサートや音楽スタジオ、レストランなどを備えており、駅前という立地もあって市のバンドマンの集いの場でした。(かなりの田舎なので音楽スタジオ自体が少ないのです)
僕も高校生の頃は、一時期毎日のようにそのスタジオに入り浸っていました。
同じ高校だけでなく他校の人たちや社会人たちと、音楽という共通点を通じて楽しみ、笑い、時には悔しがったものです。
楽器を始めて、バンドを組んで、スタジオに行って、ライブして。
それはまさに井の中の蛙が大海を知った瞬間でした。
本当に楽しくて、今思えば青春以外の何者でもない日々でした。
また、僕がこれほどまでに深い思い入れがある理由は、妻と出会ったきっかけの場所でもあったからです。
僕と妻は違う高校に通っていましたが、二人ともそれぞれバンドを組んでいて、同じスタジオを利用していたことでお互いを知っていました。
このスタジオで出会った人たちとの繋がりでライブに行っていたので、仮にスタジオが存在しなかったとしたらライブにも行かず、妻と出会うことはなかったはずです。
このスタジオが僕たちを繋いでくれた結果、今の人生があります。
そのような、二人にとって最大の思い出の地とも言える場所がなくなってしまうのは本当に悲しいです。
ですが、時代の流れには逆らえません。
閉館になる前に一度訪れようと思ってますが、コロナウイルスが収束しないと県外へ出られないため、訪れる前に閉館を迎えてしまうことも十分考えられます。
僕たちに出来るのは、僕たちを繋いでくれたことに感謝し、今の生活の幸せを噛み締めて生きること。
そして僕にできることは、このブログを通じて、音楽の素晴らしさや楽器の楽しさを伝えていくことだと思っています。
当施設を建設した方々、運営してくれた方々、お世話になったスタジオのスタッフの方々、長い間お疲れ様でした。
そして僕たち高校生のガキんちょに青春を与えていただいたこと、音楽文化の発展に貢献していただいたこと、心から感謝します。