どうも!ぎたぺん(Twitter)です!
今年のNAMMは面白い機材が盛りだくさんでわくわくします。
今回は、その中でも特に度肝を抜かれた機材を紹介します!
そいつの名は、Rainger FX の Minibar です!
このメーカー、知っている方はかなりの機材オタクだと思います。
お恥ずかしながら、僕は初めて知ったのでどんなメーカーか調べてみました。
2009年にロンドンで設立されたエフェクターメーカー。
とにかく見た目にこだわっており、ユニークな視覚情報および使い方を提供することをコンセプトに掲げている。
ちなみに、会社紹介のページで「俺たちはLEDが大好きだぜ!」と豪語している。
う~ん、なんとまあワタクシ好みのメーカーでしょう。
僕には、人は見た目が9割ならぬ、”楽器は見た目が9割”という持論があるので、このコンセプトには1億いいね押したいくらい。
音楽って音を楽しむって書くでしょ?
だったら機材に対しても楽しくてわくわくする気持ちを持ちたいじゃないですか!(ドン)
・・・ごほん、持論展開はここら辺にしておいて話を戻します。
そんで、Rainger FX はコンセプト通り奇抜でユニークな製品群を展開していて、その新製品が Minibar というわけです。
Minibar の製品ページを見てもらうと、Minibar という製品名の後ろに何やら怪しげな “Liquid Analyser” の文字が。
リキッドアナライザー・・・
つまり液体分析・・・
ワタクシ、ゾクゾクしてきました。
ですがお楽しみはとっておくもの。
まずは液体分析の正体を突き止める前に Minibar の基本機能についてまとめます。
単刀直入に言うと、Minibar はドライブペダルです。
一般的なペダルに比べると小さな筐体で、入出力系はインプットとアプトプットがそれぞれ1つ。
写真を見る分だと、XOTICとほぼ同じ(若干大きい?)くらいですね。
操作子はフットスイッチとノブ、そして怪しげな大きな”マル”だけという至ってシンプルな構成。
ちなみに、このノブは Volume です。
勘の良いみなさはお気づきでしょうか?
「ドライブペダルなのにノブが Volume だけ?」
「歪み や Tone はどうやってコントロールするのよあなた!」
はい、お気づきの通りです。
こやつは筐体天面についているタンク(大きいマル)内の液体によって音が変化するというトンデモエフェクターです
入れる液体によって歪み量とEQが変わるんです。
具体的には以下のような仕組みで動いています。
・液体の伝導率(電気の通りやすさ)によって歪み量が変わる
・液体の透明度によってEQが変わる
ちなみに、液体を入れないと音が出ないらしいので、音声の電気信号が液体中を通過しているのでしょう。
「空っぽ(空気)=絶縁体」なので辻褄も合うしね。
それにしてもよく思いつくもんだ。
まあ、音の変わる条件がわかったところで、狙った音にするのはほぼ無理そうですが。笑
でも、どんな液体を入れたらどう音が変わるか実験するのは楽しそう!
「コーラだとどんな音かな~」
「ビールだとどのくらい歪むんだろ?」
「エナジードリンクを入れると元気な音になるんじゃね?笑笑」
そんなおバカなほんわかした気持ちで音を作れるのが Minibar という製品なのですよ。(名前にもセンス感じる)
ちなみに、開発者曰く“ギネスビール”を入れると最もいい音がするらしいです。笑
てなわけで、最新おもしろペダル Rainger FX – Minibar の調査記事でした!
管理人は前向きに購入検討中なので、届いたらレビュー記事を書こうと思います!
(その前に、奥さんを説得するという重大任務がぎたぺんを待ち構えているのである・・・)
ではまた!